現役プログラマーがUnityに強いプログラミングスクールを紹介

Unity

みなさんはゲームを作りたいと思ったことはないでしょうか。

SNS界隈では「プログラミングは簡単だ!」「高収入だ!」ともてはやされていますが、実際にプログラミングをやってみるとそんなに簡単ではないことがわかると思います。

じゃあ、やっぱりプログラミングスクールに通わないと、ゲームを作れるようにはならないの?って思ってしまうかと思います。

結論からいいますと、プログラミングは独学でも習得可能です。

例えば、ドットインストールUmedyなどは格安で教材が公開されているので、こういったサービスを利用して独学してみてください。きっと基礎的な部分は習得できるかと思います。

しかしながら、ゲームを完成させるとなると、桁外れに難易度が上がります。

なぜなら、ゲームではよく出てくる当たり前の処理が入門書ではあまり載ってないからです。

例えば、ノベルゲームのようにテキストを一文字づつ文字送り表示させたり、坂を登るとき摩擦が足りなくてずり落ちるバグをどうするかだったり、かっこいいエフェクトを表示させたり、といったノウハウの部分はまず入門書には載ってません。

こういった問題がゲーム開発では無限に出てくるため、解決方法がわからず挫折してしまい、ゲームが完成しないのです。

では、本気でゲームを完成させるにはどうすればいいか。

分かる人に聞くしかないです。

こういう動きを実装したいんです、と相談し、解決法を教えてもらうしかありません。

そういうとき、プログラミングスクールに通っていると、スムーズに開発できるため、ゲームを完成させられる可能性が上がります。

そこで、独学で簡単にたくさんあるプログラミングスクールのカリキュラムについて、現在プログラマー目線で解説をいれてみましたので、よかったらそちらも御覧ください。

独学でゲームを作ることはできるのか

結論からいうと可能です。

実は私も独学です。自分でC#を勉強し、Unityでゲームを完成させました。

私は理系でしたが、これは文系でも同じだと思います。なぜなら、現在システムエンジニアの40%が文系出身だからです。

有名な例ですと、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)の元管理人の「ひろゆき」さんも心理学コースの文系ですし、ホリエモンこと「堀江貴文」さんも文学部でした。

今や小学生でもプログラミングをする時代です。文系と理系に差はありません。

 

しかしながら、プログラミングが絶対に向いてない人もいます。

それは、「方程式」が理解できない人です。

例えば、a = 1 があったとして、b = a + 1 だとすると、b = 2 です。このように、プログラミングでは変数の代入や四則演算を多用します。

もし、こういった文字式や方程式にアレルギーがある人は、プログラミングを習得するのは難しいです。中学レベルの数学から勉強するか、別の道を考えてください。

これくらいの文字式なら問題ない、ということであれば、プログラミングの習得は十分に可能です。

 

独学でプログラミングを習得する難易度の高さ

過去にプログラミングの経験がなく、全くの初心者ということであれば、その難易度は相当高いです。TOEICで言うと700点を取るくらいの勉強時間が必要です。

JavaかC言語あたりを触ったことがあれば、比較的取り組みやすいと思います。四則演算などの考え方はどれも似ているので。

 

私も過去にWOLF RPG エディター を使ってRPGを作ろうとしてみたり、Javaを勉強してAndroidのアプリを作ろうとしてみたことがありますが、その難しさに挫折しました

それから年、UnityでC#を勉強し、始めてゲームを作ることができました。

 

プログラミングの難しいところは、分からないことが出てくると、そのたびに2時間くらいかけて使い方を調べないと前に進めない点です。

近くに詳しい人がいれば数分で解決する問題も、独学だと本当に時間がかかります。これは実際に開発したことがある人なら分かると思います。

 

教えてくれる人が近くにいれば、比較的スムーズに開発できるかもしれません。

 

ゲームを完成させることの難しさ

個人ゲーム開発者の割は完成できずに挫折します。

これは大げさに言っているのではなく本当の話です。実際に、私も挫折しています。

完成まで持っていける人はほんの一握りだと思ってください。

 

挫折する主な理由は主につです。

 

1、想像以上に大変でモチベーションが続かない。

2、コードの使い方が分からず、開発が進まない。

3、途中で自分のゲームがつまらないことに気づいてしまう。

 

 

実際に作ってみるとわかりますが、開発には想像以上に時間がかかります

よく言われるのは、「プレイ時間の100倍が開発時間」です。

 

それだけ膨大な時間を使ったにもかかわらず、目の前に出来上がるのは、ゲームとも言いがたい何かです。

 

こういうことが頻繁に起こりえます。これは大げさではありません。日常茶飯事の実話です。

 

 

Unityでゲームが作れると転職が余裕

上記のように、プログラミング経験がない人がゲームを1本完成させることは非常に難しいです。

実際、私も4年かかってます。しかも、出来上がったゲームのクオリティは低かったです。

 

会社側もそういった大変さを知っているので、プログラミング未経験者はあまり採りたくありません。それが中途採用なら尚更です。

私も転職活動をしたことがあるので、双方の事情はよく分かります。

 

しかし、です。

 

私はIT未経験にもかかわらず、第一志望のIT企業から内定を勝ち取ることができまし

その企業は残業禁止17時退社、大手電機メーカーとも共同開発しているような、まさに右肩上がりの優良企業です。

 

・・・ではなぜ、IT未経験の私が内定を勝ち取ることができたのでしょうか。

 

作戦はシンプルです。

 

自分が作ったゲームの資料を面接で見せた、これだけです。

 

先ほど説明したように、ゲーム制作は非常に難しい作業です。

これを1人で作り上げたとなれば、これは立派な実績です。

プログラミングを習得しているという証明と、最後までやり遂げる忍耐力マネジメント力、アイデアを生み出す発想力やゲームの売り込むマーケティング力までアピールできます。

 

そうです。ゲーム一本作れれば、転職なんて余裕です。

今、IT業界はずっと右肩上がりですから、人手が欲しくて仕方ないのです。

 

もし、これを読んでいるあなたが転職を考えているのであれば、是非プログラミングを勉強してほしいです。

 

これほどまでにコスパのいい勉強はないですよ!

 

 

 

Unityが学べるプログラミングスクールの私的ランキング

 

1位 Umedy:返金可能で最新技術が学べる動画サイト

 

「Umedy」 は米国シリコンバレー発祥の「世界最大級のオンライン学習プラットフォーム」で、C to C 形式でエンジニアやフリーランスの方々がコンテンツを作って販売しています。

ちなみに、日本語版の専用サイト は通信教育でおなじみのベネッセが運営しております。

料金は他のオンラインスクールに比べて圧倒的に安く、数千円から数万円程度です。しかも、買い切りなので視聴期限などはありません

ジャンルも「入門者向け」のものから、「AR」「VR」といった最新技術まで幅広く揃っています。

動画で学習できるので、文字で読むよりも遥かに効率がよく、何度も見返せます

こういった理由から、私は「Umedy」での学習を強くおすすめします!

 

Point

Umedyで学習する際、注意点がつあります。

 

・自学自習なので、モチベーションの維持が大変

他のオンラインスクールとは異なり、基本的には自学自習になります。

なので、サボろうと思えばいくらでもサボれます

1つ違う点を挙げるならば、コンテンツを作っている講師に質問できることです。大体1日以内に返信が返ってくるので、完全に一人でやるよりは学習しやすいと思います。

 

・コンテンツの質が購入するまで分からない

個人が作るコンテンツですので、購入してみるまではどのくらいのクオリティかを判断することは難しいです。

そういったミスマッチを解消するため、Umedyでは「購入後30日以内であれば全額返金制度」を設けています。

また、購入前にプレビュー動画がいくつも掲載されております。

なので、オンラインスクールよりもUmedyの方が自分に合った教材を選択することができると私は思います。

 

・英語のコンテンツが多い

元々アメリカ発祥なので、英語のコンテンツが多いです。

まぁ、日本語のコンテンツのみ選択すればいいのですが、Umedyに限らず、プログラミングで食べていくならば英語は必須です

Unityでも、最新機能は全て英語で公開されます。プログラマーはそれを読んで実装していく必要があります。

そういった意味で、英語の学習をしながらUnityを学べるのは一石二鳥かもしれません。案外、動画なら見よう見まねで分かるものですよ。

よかったらUdemy のラインナップ を覗いてみてください。きっとあなたに合ったコンテンツが見つかりますよ!

詳細はこちら   公式サイト

 

 

2位 CodeCamp:ゆったり2か月プランがおすすめ

 

オンラインスクールでおすすめできるのは「CodeCamp」です!

CodeCampはオンラインで毎日、7:00 ~ 23:40までレッスンを開校しているので、時間や場所を選ばずに学習できます。

また、完全にワンツーマンレッスンで、1回あたり40分のレッスンを、2か月かけて計20回も行ってもらえます。

カリキュラムは私もおすすめしている『Unityの教科書 Unity 2018完全対応版 2D&3Dスマートフォンゲーム入門講座』を使用して進めるので、つまづくことはまずないと思います。

他のスクールでは1か月のものもありますが、私の体感ではか月くらいは普通にかかると思います。毎日5時間くらい勉強して2週間ってところですね。働きながら勉強する人は土日しかまとまった時間はとれないと思いますので、2か月を提案しているCodeCampは好感が持てました。

 

Point

・入会金が1万円かかる

受講料(148000円/2ヶ月)とは別に、入学金10000円が必要です。

ただし、無料体験レッスン を受ければ割引クーポンを10000円分くれるので、実質入学金は必要ありません。

わざわざこのような制度をとっているのは、一度無料体験をしてもらって、ミスマッチを防ごうというCodeCampの気遣いだと思います。

CodeCampはこういう気遣いが多く見受けられたので、私は特にここをおすすめしています。

 

・講師は全員現役エンジニアであり、学生アルバイトはいない

実際にCodeCampに問い合わせました!

オンラインスクールの講師は経費削減のために、大学生のアルバイトやフリーランス等を雇用しているところが多く、実力あるエンジニアは実際にはほとんどいなかったってことが結構あります。

もちろん、大学生やフリーランスの中には実力がある人はたくさんいます。むしろ、その辺の会社員よりもよっぽどハングリーな生活を送っているので、実力は上かも知れません。

ただ、少なくとも現役のエンジニアに教えてもらいたいですよね。

CodeCampでは全員現役のエンジニアがワンツーマンで質問に答えてくれます。だから、挫折せずに学習が続けられます

なので、オンラインスクールの中では「CodeCamp」が一番いいと思います!

 

・(おまけ)VRやAR、ML-Agentsを使用した機械学習は取り扱っていない

こちらも実際に問い合わせました!

Umedyとは異なり、VRやAR、機械学習は取り扱っていないようです。

まぁ、これは初心者向けの内容ではないので当然と言えば当然ですね笑

 

↓ オンラインスクールの一押しは「CodeCamp」です! まずは無料体験から! ↓

詳細はこちら   公式サイト

 

 

3位 TechAcademy:スクールから転職サポートまで

 

3位はこちら! 「TechAcademy」です! 言わずと知れたオンラインスクールの大手ですね!

こちらもオンライン学習なので自宅で勉強ができ、受講生一人一人に現役プロのパーソナルメンターが付きます。

チャットサポートの時間は毎日15:00 ~ 23:00で、週2回、ワンツーマンで30分のメンタリングが受けられます。

料金は社会人129000円/4週間学生89000円/4週間と業界でもかなり安いです。特に、学割が効くので、学生の方はTechAcademyを選択するといいと思います!

 

このスクールの最大の特徴は、「実際にゲームを4つ作れること」と、「GitHub」を習得できることです!

2Dゲームの「進めユニティちゃん」と、3Dゲームの「ピンボール」「避けろユニティちゃん」、そしてオリジナルゲームアプリ、という流れて開発していきます。

実際に物を作って学ぶのが私も一番効率がいいと思います。モチベーションも維持できますからね。

 

続いて「GitHub」ですが、個人的にこれは義務教育に導入してもいいんじゃないかなってくらい重要なシステムです!

簡単に言うと、自分が変更したコードを記憶しており、簡単に過去の状態に戻せたり、複数人で開発する際に、それぞれのタイミングでデータをアップしても、競合しないような非同期システムを採用しているコミュニケーションツールです。

ざっくりした説明すぎてよく分からないと思いますが、ITの現場ではGitHubはほぼ必須と言ってもいいくらい重要な知識です。

しかしながら、プログラマー以外でGitHubを知っている人はほとんどいないんじゃないでしょうか。それくらい、実用性と認知度に差があるのが「GitHub」です。

これを学べるだけでも、このスクールに価値があると思ってもらえるはずです!

 

Point

・Unityの「セットコース」は選んではいけない

TechAcademyのセットコースには「Unity + Android」や「Unity + iOS」といったコースがあります。

これらは社会人228000円/8週間、学生148000円/8週間となってます。

unityのみのコースでは社会人179000円/8週間、学生119000円/8週間ですので、およそ5万円の追加料金でスマホゲームが作れるというコースだと思います。

しかし、個人的にはこのコースは必要ないと思います。

なぜなら、作ったゲームをファイル形式で出力する際、Unityならボタン一つで「Android」「iOS」「WebGL (ブラウザアプリ)」のように切り替えられるからです。

なので、5万円も追加で払う必要はなく、ちょっと調べればできますので、「Unityのみのコース」をおすすめします!

 

・4週間プランではまず無理。延長するなら追加のサポート費が必要

私の経験上、4週間(1か月)で初心者がUnityを習得するのはまず無理です。もちろん、夏休みなどで1日5時間くらい勉強時間が確保できるなら可能だと思います。

ただ、働きながらの人で、土日しか勉強できない、といった場合は少なくとも8週間プランを選択してください

4週間でゲームを4本作れたら、その人はもうフリーランスで食べていけます。

もしよかったらUnity room というサイトをご覧になってください。これは、1週間でゲームを作り上げて投稿する、というコンセプトのサイトです。

普段からUnityに触れて慣れている人たちでも1週間の期限ならこのくらいのゲームしか作れません。

これが初心者なら全く時間が足りないことが容易に想像できると思います。

ちなみに、私も「ないんぼ~る」という名前で1 Week Game JAMに参加しましたので、よかったら遊んでみてください。これは3日で作りました笑

 

・首都圏なら転職をサポートしてもらうことも可能

実際に問い合わせてみたところ、首都圏ならば求人を紹介してもらうことも可みたいです。

なので、転職のためにスキルを学びたい人にはぴったりですね。

 

・TechAcademyの動画講義が分かりやすすぎて独学できそう new!!

HTML5やJavaScriptを勉強しようと思い、

色んなサイトを拝見しましたが、

個人的には、あまりいい入門サイトはありませんでした。

 

ダメもとでYouTubeで検索してみたところ、

想像以上にTechAcademyの講義が分かりやすかったです!

 

もしかしたら、この動画だけでも独学できるかもです。

 

 

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詳細はこちら   公式サイト 

 

 

 

 

4位、TECH::CAMP:VR・3Dを学ぶなら

TECH::CAMP 紹介動画 from TECH::CAMP on Vimeo.

TECH::CAMP最大のおすすめポイントは、「VR・3D開発コース」があることです。

VRを学べば、今話題のVTuberOculus Goを使ったゲームの開発が行えます。

VRの需要は今後確実に伸びるので、就職の事を考えても学ぶべきプログラミングの一つです。

 

一応、TechAcademyやCodeCampなどにも問い合わせてみましたが、VRの講座は取り扱っておりませんでした

なので、VRを学びたい方はTECH::CAMPをおすすめします!

 

Point

・VR 3Dコースは渋谷校のみ

VR・3Dコースは渋谷校のみの講座になってます。また、通学して教室で学ぶタイプですので講師との距離が近い方がいいって人にはおすすめです。

開校時間は、平日16:00 ~ 22:00土日祝は13:00 ~ 19:00となってます。仕事が忙しくてなかなか通えないって方は注意してください。

 

・長期間学びたい人はお得

TECH::CAMPは入会金が128000円月額料金が12800円(初月無料)です。なので、1ヶ月目は128000円、2ヶ月目は12800円の支払いとなります。

もし、4ヶ月かけてゆっくり学びたい場合、TechAcademyなら279000円/4ヶ月、TECH::CAMPなら166400円/4ヶ月となります。

仕事などが忙しく、長い期間をかけてプログラミングを学びたい人にはTECH::CAMPをおすすめします。

 

詳しい資料は以下のリンクより参照できます。

https://drive.google.com/file/d/0B2_jPZLGMozbZ1ZmSFJ3V3dsVzg/view

 

↓ 渋谷に通いやすい方におすすめです。まずは無料体験からどうぞ ↓

詳細はこちら   公式サイト

 

 

5位、侍エンジニア塾(ここだけはやめておきましょう)

最後に紹介するのは「侍エンジニア塾」こと「Samurai」です。

プログラマーなら一度はこのサイトのお世話になっているはずです。なぜなら、この「侍エンジニア塾」はSEO (検索順位を上げるテクニックのこと) がかなり強く、プログラミング言語系の検索ワードの上位を総なめしているからです。

もし、ゲームを作ってマーケティングを行うのであれば、侍エンジニア塾の記事構成は是非参考にしてください。

 

話が少しそれましたが、侍エンジニア塾のウリは、カリキュラムを生徒に合わせてカスタマイズできるフルオーダーメイドが行える点です。

生徒のレベルに合わせてカリキュラムを組むことで、効率よくプログラミングを習得することができます。

 

Point

・料金が比較的高い

侍エンジニア塾のエンジニアコースは168000/月でCodeCampの74000円/月と比べると、やや高くなります。

ただ、自分に合わせたカリキュラムを組んでワンツーマンで現役のエンジニアの講師が教えてくれるとなると妥当かなという印象です。

 

・あまりいい噂を聞かない

侍エンジニア塾様のサイトを見て頂ければわかりますが、

記事数は多いものの、あまりいい内容ではないです。

 

また、口コミ等を調べて頂ければ、

いろいろと問題点が見えてくると思います。

 

個人的には、侍エンジニア塾は避けた方がいいと思います。

「10万円無料」で“炎上”の侍エンジニア塾、セキュリティ観点での問題も

侍エンジニア塾の炎上から考える、この問題の本質について

実録 〜侍エンジニア塾を退会するまでの全記録とその対策

検索上位に現れる「侍エンジニア塾」の記事が邪魔? 集まる批判意見

 

あんまり言うと怒られそうなのでこの辺で!笑

 

総評

個人的には Umedy で独学がいいと思います。

なにより返金制度があるのが大きいです。

 

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